一人暮らしの生活費、何にいくらかかる?内訳の考え方

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平均額を調べるより、「自分の場合は何で決まるか」を知るほうが役に立ちます。

一人暮らしの生活費は、平均額を調べてもあまり当てになりません。住む地域、通勤の有無、自炊するかどうかで、同じ費目でも倍近く変わるからです。

ここでは金額そのものより、**何によって決まるのか**を費目ごとに整理します。自分の場合を当てはめれば、自分の目安が出ます。

大きく分けて3種類

区分特徴見直し方
固定費毎月ほぼ同額契約を変えるときにまとめて減る
変動費月ごとに違う毎月の使い方で少しずつ変わる
特別費年に数回12で割って毎月積み立てる

一人暮らしでは、固定費が生活費の半分以上を占めることが珍しくありません。減らすなら固定費から手をつけるほうが効果が大きくなります。

家賃

最も大きく、最も動かしにくい費目です。手取りの3分の1以内という目安がよく使われますが、これは他の費目に回せる余裕を残すための考え方です。

家賃だけでなく、共益費・駐車場代・更新料(年割り)まで足して考えてください。

更新料は2年に1度など、忘れたころに来ます。月割りで積み立てておくと、その月だけ苦しくなるのを防げます。

水道光熱費

何で決まるかがはっきりしている費目です。

  • 電気: 契約の大きさ(アンペア)・料金プラン・エアコンの使用時間
  • ガス: 都市ガスかプロパンか(プロパンは高くなりやすい)・お湯の使い方
  • 水道: 2か月に1度の請求が多く、基本料金の比重が大きい

季節による差が大きいので、夏と冬の月だけを見て「使いすぎ」と判断しないでください。1年通した平均で見るのが実態に近くなります。

通信費

スマホと自宅の回線です。ここは**契約を変えるだけで下がる**数少ない費目で、使い方を我慢する必要がありません。

  • スマホ: 実際に使っているデータ量に合っているか
  • 自宅回線: スマホの通信量で足りるなら、そもそも要らない場合もある

食費

自炊するかどうかで最も差が出ます。外食と自炊を分けて記録すると、どちらが金額を決めているかが分かります。

一人分は材料を使い切りにくいので、まとめ買いが必ずしも安くなりません。

見落とされやすいもの

  • 日用品(洗剤・トイレットペーパー・調味料の補充)
  • 散髪・化粧品
  • 交際費(飲み会・お祝い)
  • サブスク(動画・音楽・アプリ)
  • 医療費・薬

サブスクは1つずつは小さいので、契約したまま忘れがちです。一度すべて書き出して、使っていないものを止めるだけで、毎月の固定費が下がります。

自分の目安の出し方

  1. 11か月、費目を分けて記録するだけの期間を作る
  2. 2固定費・変動費・特別費に振り分ける
  3. 3特別費は年間の見込みを出して12で割る
  4. 4合計を出して、手取りと比べる

1か月だけだと、たまたま大きな出費があった月かもしれません。可能なら3か月見て平均をとってください。

費目ごとに分けて記録すると、自分の生活費が何で決まっているかが1か月で見えてきます。

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